家と庭づくり
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北信
景観は、それを形づくる個々の家の連続から生まれるという考えの下、「家と庭」「庭と町」など周辺との関係性に目を向けながら、暮らしの質向上に真摯に取り組む工務店。特に構造・断熱・開口部を重視し、全棟で次世代基準の構造・温熱性能を確保。さらに太陽熱床暖房システムの導入により、「日だまりにいるような暖かさ」を実感できる家を提供する。そうして完成した確かな基盤の「器」があって初めて、アレンジやコーディネートが楽しめると考える。また、家とまちの間の「中間領域」を活用した「キャンバスのような」自由で使い勝手のいい空間づくりを提唱。予算配分へのきめ細かな配慮も安心材料の一つだ。暮らしの本質を見極め、つくり手と住まい手が喜びを共有できる建築をめざす、注目のビルダーである。
掲載記事
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中信・南信
家は建てた人からその子、孫へと世代を超えて住み継がれるもの。流行にとらわれず、いつまでも快適に安心して暮らせる場所であるべきという思いから、上質な素材と自社設計・自社大工による地域密着の家づくり・家守りを徹底している。住み手の嗜好に合わせた3つの自社ブランド「MU」「WOODS」「fine」を展開。樹齢100年を超える欅や檜を用い、技を極めた職人がつくる「MU」。穏やかな心地よさ、タイムレスなデザインが魅力の「WOODS」。スキップフロアと平屋から、自分らしい暮らしを選ぶコンパクト&リッチな住宅「fine」。世代や嗜好によって家の姿は異なっても、その根底には「長く安心して暮らせる、良い家をつくる」という熱いクラフトマンシップが流れている。
全県
コンセプトは「Long Loved Design」。つまり本物の素材を使い、普遍的なデザイン性を有した、永く愛される住まいだ。そのために4つの信念を貫く。第一に地材地建。地域の材料を使ってその地域に建てる。地域材を使い続けることで森を守り、森を守る人を育て、その技術を継承する。第二に地元大工の技術継承。第三に庭を含めた住宅設計。家と庭で「家庭」と考え、内外がシームレスにつながる豊かさを提供する。第四に未来を見据えた提案。何十年という時間の経過を見越した暮らしを想定し、家族に寄り添った提案をする。もとより耐震性、機能性、省エネ性も含め、本物を高次元で実現するビルダーである。
北信・中信・東信
家族の笑顔と夢いっぱいの理想の家をつくりたい。予算や敷地の制約はあるけれど妥協したくない。その夢や想い、こだわりを一緒に悩み、実現してくれるのがエムスタイルハウス。全棟長期優良住宅で、耐震性能(構造計算を実施して等級3)、省エネ性能(UA値0.28以下・一次エネルギー消費量BEI0.8以下)に加えライフスタイルの変化にも柔軟に対応でき、本当の意味で長持ちする家だ。また家のつくりそのものを工夫して自然の恵みを生かすパッシブデザインにより、四季を通じて心地よい木の家を提案している。丁寧なヒアリングから提案されるデザイン性と快適性は高く評価されており、定期的なオーナー交流会も催されて身近な存在として安心できる。住まう人が満足できるよう、スタッフが全力で取り組む姿勢にも好感がもてる。
住宅のあり方を見直して、人と自然、ウチとソトが緩やかにつながる暮らしを提唱している同社。家という建物だけにフォーカスするのではなく、内外を行き来しやすいつくりや、小屋や樹木といった外を楽しむための空間設計を心がける。その実現のために敷地の状況や周辺環境をよく観察し、建物の配置やランドスケープにも配慮している「SAATHAUS」の家では、耐震等級3の高い性能を標準仕様としながらも、アレンジのしやすい、天井の高い伸びやかな室内空間を提供。竣工時だけにとどまらず、住みながらどんどん手を入れることで、住まう人の暮らしに馴染んでいく、「きっかけになる」家づくりを目指す。またオーナーに向けて、自社施工チームが工具の貸し出しや使い方のサポートを行うなど、建てた後も住まい手の暮らしづくりを応援する体制を整えている。
中信
創業から半世紀余。見た目の美しさはもちろんのこと、大切な家族がいつまでも安心して、心地よく暮らせる住まいづくりを心がけてきた「おおやぎさん家」。その主軸ブランドである「COMODO DESIGN」では、日々技術力を高めることで、構造性能や居住性に加えて、目に見えない快適さと安心までもトータルでバランスよく提供している。新築住宅ブランドのCOMODO DESIGNは、「快適性」「かっこいいデザイン」「子育て応援」のテーマに基づいて、“JAPANESE” “MODERNISM” “GENERAL” “SMART” “IMPORT”の5商品をラインナップ。住まう人の要望や嗜好性を的確に取り入れた、より理想に近い住まいづくりを目指している。
松本を中心とした中信
無垢材や漆喰、和紙、石などの自然素材を積極的に用い、住むほどに愛着と味わいが深まってゆく、上質な住まいを提案している小林創建。 中でも、東京で活躍する建築家と、地元を知り尽くした同社とのコラボレーションから生まれた「craft」は、信州の気候風土に合った機能性、快適性、安全性を備えた質の高い住宅。工芸品のような繊細な技術と、長きにわたって愛用できる普遍性を住まいに生かす 。そんな想いと高い技術は、小林創建「craft」モデルハウスの随所に現れている。 その実直さ、技術の高さ、センス。どれをとっても安心して住まいづくりを任せられるパートナーである。
焼杉、木組み、土壁など、日本の伝統工法に精通し、現代のセンスで生かす同社は、海外の職人との交流も深く、ヨーロッパの伝統的なスタイルであるティンバーフレーム工法も忠実に再現する。その飽くなき探求心の奥には、信州に相応しい家をつくる、景観をつくる、という思いが脈打つ。社内のスタッフだけでなく職人がチームを組んで、常に施主の思いに真摯に耳を傾け、寄り添い、理想の暮らしを形にしてゆく力量は圧巻。素材は独自のネットワークで自然素材を取り揃え、室内は環境にも配慮したパッシブデザインで快適に。心地よく、家族みんなが帰りたくなる家に徹底的にこだわる。東西の先人が培った技法に学び、生かし、現代の技術と融合させることで、新しい伝統が同社から生まれようとしている。
住まい手の理想を超える、提案型自由設計の家を得意とするビルダー。最大の特長は、ライフスタイルに合った高性能住宅をオーダーメイドできること。家に暮らしを合わせるのではなく、自分たちのライフスタイルに合った自由設計の住まいを建てられる。風や景色、庭の緑や暖かな日差しなど、外からやってくる「良いもの」を取り入れる開口を設け、「不快なもの」を家の中へ入れさせない断熱・気密に優れたパッシブデザインを採用。自然の要素を最大限に活用することでエネルギー効率を高め、少ないエネルギーでも快適に暮らすことができる。何気ない日常の一コマにも特別な瞬間が生まれる。そんな豊かな暮らしを願う人のための上質な住まいを提案してくれる。
北信・東信・山梨県北杜市・その他相談
トモノの住まいづくりは、設計士との相談から始まる。住宅性能、デザイン、叶えたい暮らし、コスト、それらを綿密に編み上げる設計力で夢をカタチにしていく。寒さの厳しい東信地域で住まいの相談に向き合い続け、技術とノウハウを蓄えてきた。高気密・高断熱・高耐震の性能に熱交換換気システムを導入し、24時間新鮮な空気環境と快適な温度環境を実現する。全棟に高性能を保証。設計から施工・アフターメンテナンスまで一貫して行っているので、安心して家づくりを任せられる設計事務所だ。定期的な勉強会で事前に知っておくとお得な情報などをわかりやすく解説するので、納得して住まいづくりを進められる。無料相談会も随時受付中。
価値観やライフスタイルが多様化した今、消費者の様々なニーズに応えるための取り組みに、いち早く着手しているアクロスホーム。これまでになかった等身大の心豊かな暮らしを目指し、それぞれ異なるテーマやコンセプトをもつ多彩な住宅ブランドを展開している。新築・リフォームはもちろん、薪ストーブ、ガレージなど「家のこと、すべて」を提案できる「小島BASE」と「神畑BASE」では、個性豊かなモデルハウスを体験できる。また、理想のデザインやライフスタイルの追求以上に、住宅の基本性能を重視し、安全・安心な暮らしの提供を使命としている点にも信頼が置ける。自由な発想で新しい暮らし方を提唱する同社から目が離せない。
工務店×建築家×ハウスメーカー、それぞれの要素をすべて備えた、いいとこ取りのできるビルダー。熟練の大工と職人の手によるオリジナル住宅を得意とする一方で、リクシル住宅研究所のブランド、アイフルホームの施工も行っており、2024年の春には、愛知県岡崎市に同ショールームもオープンした。新たに掲げたコンセプト「変化を楽しむ住まい」を実現するため、特にデザイン、構造と性能、素材にこだわって、住まい手の人生に寄り添い暮らしに馴染む家を提案している。最大の強みは、オリジナル住宅で培ってきた設計・施工力と、フランチャイズの商品力・価格競争力をバランスよく備えていること。新たなチャレンジに果敢に挑み、常に進化を続ける同社から目が離せない。
北信・東信
「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」を4年連続受賞している同社。2023年は特別優秀賞・省エネ住宅優良企業賞のW受賞。高い省エネ性能を備えるファース工法の住まいは、心地よい温度・湿度を保ち、きれいな空気の中で過ごすことのできる健康住宅である。新築からリフォームまで、確実に実直な仕事をすることが小山木材の精神。細部まで打ち合わせを重ね、工事中は「きれいな現場」を徹底した現場力が高く評価されている。新たなモデルハウスでは「Like a hotel(ホテルのように暮らす家)」をコンセプトにした邸宅建築を提案。小山木材が永年の経験と蓄積をもとに選び抜いた特別なチームによる邸宅は、これまでにない感覚を味わうことができる。デザインと快適性を兼ね備えた心地よい暮らしの器が世代を超えて支持されている。
永く住み続けられる家の条件は、自然と調和し土地に馴染んでいること。このポリシーの下、「家と庭が寄り添う」豊かな暮らしをテーマに、四季の移ろいを感じられる心地いい家をつくっている。一軒の家を建てることは、周辺環境を再構成し、新たな風景をつくることと考え、周辺に良い影響を与え、美しい風景となるような住まいづくりを目指す。そのために敷地の個性や太陽・風の道を読み、風景を内に取り込む工夫をし、庭やアプローチ、塀などを総合的に計画。風景を取り込むための窓を重視して、空間をつくりあげる。また、人との関わり合いを大切にし、お施主様から家づくりに携わる仲間たち、さらには周辺地域や人々にいたるまで、真摯に思いを馳せて暮らしをつくる、信頼に足るビルダーだ。
東信中心の全県(一部施工できない地域もあります)
社会情勢の変化に伴う物価高騰により、家をもつことがますます難しくなってきた昨今。誰もがマイホームの夢をかなえられるよう、同社が自社で研究・開発したのが、「YOROKOBi」と「縁側家族」の規格住宅ブランドだ。小さな家の「YOROKOBi」は、さまざまな土地に建てることができ、家族構成や用途に応じて柔軟に組み合わせることができる。「縁側家族」は、日本の伝統建築に見られる平屋と縁側の魅力を現代風にアレンジした住まい。いずれもムリ・ムダをなくしダウンサイジングすることで建築費用を抑えるとともに、設計や素材を徹底研究することで、高品質・低価格を実現している。小さいからこそかなえられる、本当の豊かさに満ちた住まいなら、誰もが理想の暮らしを手に入れられるに違いない。
北信・中信・東信 ※一部エリアを除く
夏は35℃以上、冬は−10℃以下にもなる信州。厳しい環境の下、快適に暮らすためには信州の気候風土に合った家が必須であると訴える同社。そこに住むご家族がいつまでも健康で快適に暮らせることを第一に考え、無垢の木や自然素材を使い、高断熱にこだわった家をつくっている。ご家族の立場に寄り添いながら外構までトータルにデザインし、自然ややすらぎを感じながら暮らせる「しなのスタイル」を提案している。2021年と23年には長野市景観奨励賞を受賞、小布施町令和5年度「優良な景観建築物等」の認定を受けている。同社の手がけた住宅が性能、デザイン共に高く評価されている証だ。
「工房信州の家」ブランド発足から20年。信州の木の家づくり一筋に取り組み、これまでに延べ1,500棟、県産材住宅では圧倒的No.1の実績を誇る。構造材には県産材を100%使用するほか、木部はすべて国産材、内壁は珪藻土塗りで、自然素材にこだわった本格木造住宅を提供する。同社が一貫して提唱してきたのが、信州の豊かな暮らしを象徴する空間「土間サロン」だ。土足のままで、かしこまらずくつろげる土間サロンなら、アウトドアを身近に楽しめ、コミュニティとのつながりも深まる。2019年には、“毎日が土間パ”をキーコンセプトに土間からキッチンまでがつながる長野古牧展示場が、GOOD DESIGN賞を受賞。信州の自然とつながる暮らしが評価されている。
良質な土地の調達力と情報量の多さ、豊富な施工実績を誇る工務店。これまで別々に発注していた「土地は不動産会社、家は工務店」という垣根を取り払い、土地と家を一緒に相談できるのが最大の強みだ。自然素材を取り入れたナチュラルモダンな注文住宅の「EDIT」、性能の高さを追求したシンプルな「Puzzle」、建築家とつくる平屋など、様々な住まいを提案している。「どんな土地や家が自分たちに合うのかわからない」「生活条件から建てる場所や家を選びたい」などの疑問や要望にもきめ細かく対応。生活環境と建物の両面から憧れのライフスタイルをじっくり検討できるので、より理想に近い、自分らしい暮らしが実現できるはずだ。
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美しい自然に恵まれた信州。その美しさゆえ、人が住まうには自然環境はときに過酷で、厳しくもあります。だからこそ、信州で家を建てるなら地域に根ざし、風土を知り尽くした地元工務店がおすすめです。ここでの出会いが、豊かな信州ライフにつながることを願って。